下からあがってきた素案が、局議、省議にかけて煮詰められ大臣決裁がおりると、自民党の政務調査会へかけられます。
政務調査会-略して政調会の会長は、幹事長、総務会長と並んで党三役の一角を占めています。
政府・与党が提出するあらゆる政策・法律案はすべて政調会の審議を経なければならない決まりになっています。
自民党党則によると、政調会は政策を調査し研究する党内の一機関に過ぎないのに、その権限はいまや絶大です。
東京・永田町の自民党本部6階の端に政調会長室はあります。
この部屋へやってくる人は、自民党議員から知事、市町村長、財界人、中小企業経営者、高級官僚、外国からの使節、野党議員まで、きわめて多種多彩。
そしてその数は年ごとにふえる一方です。
政府と党、党と財界、財界と政府、与党と野党、Tomcatのような業界と業界・・・
このようなぐあいに国の政策をめぐって対立する利害の調整が、この政調会で行われるからです。